« 奈落の闇へ | トップページ | 新年 (四国88か所巡礼・第1回) »

奈落の闇へ(続編)

Pb140018

11月12日(金)

 昨日念願のノノガタキ空撮に挑み見事成功したのですが、少し欲をかいたためドローンを滝の崖の木に引っ掛けてしまい一人では如何ともしがたく回収を断念、後ろ髪を引かれる思いで帰宅しました。最終的にはどんな形であっても回収しなければいけませんので助っ人を頼まなければいけません。
私の周りの呑み助は該当者おらず論外です。少し危険も伴いますのである程度体を動かせるものでなければ私も安心できません。

 思案のうえ山友のM兄さんにお願いすることにして連絡を取ると、明日は山友と予定が入っているが何とか都合をつけるとの返答。申し訳ないのとありがたいとの思いで何度も胸の内で頭を下げました。予定を組んでいたM御大とHさんにも迷惑をかけ申し訳なく思っています。

 そんな訳で本日お助けいただくM兄さんに感謝をしながら早朝奥山に車を走らせました。我が家からノノガタキの車止めまで約50km近くありますが、山に入り高度を上げ始めたころから雲行きが怪しくなり車止め到着した時はすでに雨からみぞれに代わっていました。思わぬ状況になりしばらく車にて待機していましたが、天候は回復する様子がなく足場も濡れて危険と判断撤退することとなりました。この状態だとドローンが濡れてしまうことが少し不安ですが致し方ありません。

 明日はわたくし猟の罠免許の試験の日ですので、ドローン回収にアタックするのは日曜日となります。わたくしの不手際にお手伝いしてくださり申し訳ない気持ちで再度M兄先輩にお伺いを立てると嫌な顔もせず頷いてくださり感謝のほかありません。ありがとうございます。

Pb140001

Pb140020

Pb140004-2

 

11月14日(日)

 いよいよドローン救出作戦の当日となりました。前夜にハチの巣捕りの大きな網に物干し竿をネジで取り付けるべく加工をしておきました。そして最悪の場合木を切り倒すことを想定してチェーンソーも持参しています。午後から少し天気が下り坂とのことでM先輩1時間ほど早く来てくださりAM9:00前には車止めに立つことが出来ました。本日はリュックのほかもろもろ担いで行きますので少し荷が重たそうです。しかし金草岳も本日の作戦の成功を暗示するがごとくくっきりとした稜線でお出迎えです。

Pb140009

AM10:14

 1時間ちょっとで現場(ノノガタキ)に到着。さていよいよ始まります。まずは空身で私が登りロープを張り、チェンーソーを先に引き上げ現場の木の下にてM兄さんに待機してもらい網を持ち私が木の根元に付く、最高のストーリーは網の中にドローンを入れることができれば最高のイメージですが、挑戦はしますが少し無理な感じがします。
 木の根元で引っかかっているドローンを探しますがなかなか見つけることができません。事故当日はまだドローンのバッテリーがありましたので光で位置が分かったのですが、今はバッテリーも切れていますのでらしきところを目で追いますが見つかりません。風で落ちたかと思いだしたころようやく発見!!

 まずは網の長さがドローンに届くか見てみますが、根本では無理でしたので一つそしてもう一つ上の枝に登り試します。当該の木は崖から斜めに張り出しており真上に登る必要はないので楽なのですが、下はがら空きで気持ちの良いものではありません。態勢が少し悪いためもう一段上の枝に登り態勢を整えドローンに網を差し出します。干し竿のおかげでどうにか網が届きますので、ドローンの下に網を入れ込もうとしますが、小さな枝や葉が邪魔をして思うようにいきません。何度も挑戦しますがうまくいきませんので落としても仕方ないと少し乱暴に網を動かしたとき、ドローンがその場から ポロリ! 、ドキ! と心臓の音が聞こえたと同時に あー~! 大きな声を口から発しました。

 その間秒単位ですがポロリそしてストン なんとすぐ下の枝にきちんと着陸したのです。奇跡です。誰が見ても奇跡です。冷や汗で緊張して体が硬直、そしてすぐに体中が弛緩状態で力が抜けました。しばらく安堵感でその場で休息。
 しかしまだ緊張は続きます。小枝や木の葉は無くなりましたがドローンは枝に乗っているため下から掬い取ることができませんので、ひっくり返すような感じで横から攻めてみたところ片側の足が網側に落ち傾きそのまま少し強く下から枝を揺さぶったとき網の中に半分ほどドローンが入ったのです。 ヤッタ~! と喜びましたが、まだ安心はできません。慎重に網を震わせドローンを網の中に誘います。そしてついに40センチほどの深さのある網の中にドローンがストンと落ち込みました。

Pb140014

AM11:16

ヤッタ~ ヤッタ~ \(^_^)/~ 木の上で大声で何度も叫びました。

 木の下で見守っていたM兄さんの「良し良し」との声が耳に届きました。これは本当に奇跡です。それも二度も起こったのです。木から降りて網の中に納まったドローンを見ながら暫くの間喜びを味わいました。
無事に下に降り立ち機体を点検するも大きな損傷はなく本当に奇跡に近い回収ができました。気分よくその勢いでそのまま踵を返して車止めまで帰還。本日の回想をしながら車止めにてゆっくり二人で昼食をとり帰宅の途に就きました。

 できることならと淡い期待を抱き決行したドローン救出作戦。思い以上の結果で本当に奇跡に近い回収劇でした。これもM兄先輩のお助けのたまものです。そして二人も見守ってくれたお山さんと目に見えぬ何者かのおかげと感謝しています。本当にきょう一日ありがとさんでした。感謝感謝です。

こうして苦労した甲斐があり華麗で魅惑的なノノガタキの空撮堪能あれ!

 

 ノノガタキ


 

 

 

 

 

| |

« 奈落の闇へ | トップページ | 新年 (四国88か所巡礼・第1回) »

山登り」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。