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奈落の闇へ

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11月11日(木)

 このドキュメンタリーはこの日から始まりました。揖斐の奥山徳山冠峠近くのソバクマタの最深部にあるノノガタキを舞台として繰り広げられる悲喜こもごもすべてがそろったストーリーとなっています。筆者は折り紙付きの粗忽者「熟年kids」です。その織りなす物語の一部を冒頭のフォトのカモシカ、愚生を上から見下ろしながら憐れんでいるのかはたまた失笑しているのか?その答えは実際に起こった事件の結果次第で自ずと判明するでしょう。
さて前置きはこれくらいにしましてそろそろ幕を開けたいと思います。

 この舞台となるノノガタキですが、本年5月に初めて訪れかなり見栄えの良い滝でしたので、夏にドローンを購入した際ぜひ空撮したいと思っていました。前回10月29日にはドローンを初めてたずさえ滝をドローンにて収めたのですが、帰宅してみましたら動画のつもりが単なるフォト(静止画)だったのです。本当に情けないことこの上なしでガックリでした。

 そしていよいよ今回同じ轍は踏むまいと鼻息荒く再び奥山を目指し、AM10:25冠峠到着!

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AM10:40

 到着してそのまま金草岳の登山口に突入、1.2kmほどで登山道をはずれノノガタキのある林道に下りる。

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AM11:32

 5月に同じルートを上がった時と少し様子が違うと思いながら下り谷に立つ、案の定間違えています。谷の感じでノノガタキ本流の谷だと確信、こんなことがなければ滝口まで行こうなど思いませんので、これ幸い?にそのまま下る。

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AM11:35

 やはり最初の滝口のようです。足場が悪く覗き込むことはできませんので引き返し再び林道に向かう。

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 少し寄り道をして予定より遅れましたが、正午近くに滝に到着です。前回と同じことは繰り返すまいと己に言い聞かせ、少し落ち着くため深呼吸そしてドローンをバックから取り出し、手順を確認して空に解き放しました。
 滝の両サイドはあまり広くありませんのと木の枝が多く飛行の邪魔をしていますので、慎重に操縦をしてどうにか無事に帰還させることが出来ました。少しほっとして再度モニターにて確認すると今回は間違いなく動画で撮影できていました。少し高揚、ルンルン気分でドローンを収納してリュックを背負い帰途に就くこと50mほど、少し躊躇はしたのですが、物足りない気持ちもあったため自動で撮影をしてみようかと再び挑みました。この欲深き邪心がすぐに後悔の種になりました。

 滝口の上空20mほどにドローンをあげ滝を中心に5種類ぐらいのパターンを連続で撮影します。最初は円を描き上昇します。ドローンは目視で確認でき自動で飛行するためのスタートボタンGoをポチ!即見上げると勢いよく右に旋回。 危ない!!! と思う間もなくドローンが視界から消えました。一瞬何が起こったかわからず、モニターに目をやると画面いっぱいに木の葉が映っています。

 この時点で状況が呑み込めました。木の枝に飛び込み引っかかっているのです。頭真っ白、どうしようとしばらく呆然!滝の両サイドは切り立つ岸壁否応無くドローンは諦めなければならないものと思いました。
どの木かと眺めていましたが、機体のGPSで位置はわかりますのでモニターで映し出してみましたところそんなに離れていませんが崖上のかなり高いところのようです。

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  ドローンがどこにあるかを確認しようととりあえず空身で崖をよじ登りました。無理でしたら即退却の気持ちで上がるとどうにか近くに上ることができ、モニターでドローンが突入した木が分かりました。木の下で機体を探しますがなかなか見つかりません。

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こんな事態の時に音と光を発することができますので試しますと音は聞こえませんでしたが、光が見え機体を確認できました。しかしこの木は岸壁から斜めに出ており私も根本より4~5m下からの確認です。何の装備もありませんので無理はせず本日は引き下がります。

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pm1:30

 風も強く空も少し曇ってきました。やむなくドローンを残し滝を後にしますが、帰途の道すがら己の情けなさと後悔でいっぱいです。暗い気分で歩き近道するため尾根越えをしたつもりでしたが、のちの段取りや回収を考えていましたらなんと同じところに戻ってしまいもう笑うしかありません。再び尾根越えする気力もなく遠回りの林道を歩く。

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pm3:24

 ようやく林道に出て峠までションボリ😞歩いています。

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pm4:01

 ようやく冠峠に到着、駐車場には私の車一台のみ止まっています。私の今の気分と同じで寂しく裏悲しい感じです。余分に歩き、予期せぬ失敗をして車中いろんな思いが頭の中を駆け巡っていました。しかしこれが御大の座右の銘 ・・・塞翁が馬 となるやもしれませんし、過去を追うなでどうにもならぬ過去を思うよりここにて断ち切り幕を閉じ続編につなげたいと思います。それでは to be continued!

 行程の軌跡不手際でGPSから消してしまいました。ついてない時はこんなもの!今はドローンは山の中で一人さみしく木につかまっています。救助に行くまで無事でいてくれと念じ床に就く、カメラの動画を一つ載せました。

 

衝撃的な一日 

 

 

 

 

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